牡羊座

太陽が、魚座から牡羊座に移った時点を「春分点」と呼んでいますが、この春分点が西洋占星術では1年の始まりとなります。
生命の息遣いが感じられる時期ですが、牡羊座のエネルギーは、1年のスタートにふさわしく「始める人」、「開拓者」のエネルギーを持っていると言えますね☆
ところで、月の星座のエネルギーは私たちの根本的な欲求を表しますが、その欲求をどのようにして満たしていくかが太陽の力となります。
月が牡羊座に位置する方は、深いところにある欲求として「自立して生きていきたい、自分独自の道を歩み人からも認められたい、一番になりたい、新しいことに挑戦したい」等が考えられます。
牡羊座に太陽が位置する方は、自立・独自性・自己主張・直観・行動力・開拓者・勇気と信念といったテーマが人生の推進力となるでしょう☆
生命の息吹が感じられる時期にあたる牡羊座は、とってもピュアなエネルギーを持っています。
そのため、特に牡羊座のエネルギーの強い方(太陽や月が牡羊座の方、あるいは牡羊座に天体が3つ以上ある方)は、どこか夢見がちであったり、この三次元の世界に疲れやすかったりするかもしれません。
また、人からどう見られているか、他者の評価がとても気になるというところがあるかもしれません。
完璧なパートナーがいれば...支えてくれる同僚や上司がいれば...という思いに駆られるかもしれません。
ですが、牡羊座のエネルギーは、自分を信じて生きていく、自己を主張するといったことがやはり大切になってくると思います。
自己を主張し受け入れられるためにも、ある程度の社交術を身に着けることは、牡羊座のエネルギーを活かすために重要になるでしょう。
ところで、お釈迦様が人生の最期に弟子のアーナンダに伝えた教えがあります。
『私や他者をよりどころとせず、自分や法をよりどころとしなさい』
ここでいう「法」とは宇宙の理(ことわり)・法則ということでしょう。
牡羊座のエネルギーを選択して生まれてきた方は、その純粋なエネルギーをもって、三次元の世界の欲望や憂いを見過ごして、乗り越えていくことができる方です。
ありのままの自分とつながり表現していくことのできる方です。
そういう姿を人々に見せていくことこそ、牡羊座らしいリーダーシップの発揮ということになるでしょう!
牡羊座のエネルギーが益々輝きますように☆