蠍座

 

夏の夜空に観ることのできる蠍座ですが、見つけやすい星座です☆



《ギリシャ神話》

神話に出てくる蠍座のエピソードをお伝えします☆

『ある時、月の女神アルテミスが美男の狩人オリオンの失恋を慰めたことで、二人が恋に落ちたことから物語は始まります。

アルテミスの兄である太陽神アポロンは、妹を誘惑したオリオンのことが許せずに、大さそりに暗殺を命令します。

アルテミスとオリオンは狩りの旅へと出かけます。

さそりは闇夜に乗じてオリオンに忍び寄ります。それに気づいたオリオンは、さそりめがけて矢を放ちました。

しかし、さそりの堅い殻にはその矢も歯が立ちません。

苦戦するオリオンを見たアルテミスが、背後からさそりに矢を放ちました。

それにはさそりもビックリして、その場から逃げだしました。

さそり座の心臓にあたる一等星「アンタレス」の赤い光は、さそりの無念の思いとも…

そして射手座が、さそり座の後ろに控えているのは、さそりが天空で暴れた時に、いつでも弓が弾けるように待ち構えているのだそうです』



《占星術的な意味》

さそり座は感じる能力が素晴らしく、サイキックな能力やあの世とつながる才能を持ち合わせています。

また目標を決めたら、成し遂げるまで粘り強く取り組むパワーも持っています。

現実化の力です。

パートナーなど他者と協力すること、そして絆を深めるというエネルギーも持ち合わせています。

他者を信頼して共存共栄を図っていくことは、とても素晴らしいことですね♪

自分だけでなんでも完了してしまう力がありますが、人と協力しながら物事を成し遂げていくというところに、さそり座のエネルギーの醍醐味(だいごみ)があります。

大きな変化を通してまさに生まれ変わることもできる力を持っています。

それから水の要素の星座でもあるため、感情的な満足も重要になってきます。

感情的な葛藤(かっとう)、不信感などに苦しむこともあるかもしれません。

しかし相手のことや自分を取り巻く状況を深く知ることで、コントロールができるようになると気持ちも落ち着いてくるでしょう。

深い洞察(どうさつ)が、あなたの霊的上昇を促します☆彡

みなさまにとって蠍座のエネルギーが益々輝きますように☆

 

 

2021年06月06日